【事例紹介】開業にMedibotを選んだ理由 —— LINE導線にこだわった、レディースクリニックなみなみ
レディースクリニックなみなみ 院長/産婦人科専門医 叶谷 愛弓様
2024年1月、東京都・目黒に誕生したレディースクリニックなみなみ。
妊婦健診から出生前診断、一般婦人科、女性泌尿器科まで、女性の悩みを一つの場所で診られる保険診療を中心に、自費診療も行う女性専門クリニックです。
開業初日から、LINE予約・QRチェックイン・オンライン診療を前提にした運営を取り入れ、診察券も発行しません。裏側には、Medibot と一緒に作り上げたゼロイチの患者導線があります。
この記事では、叶谷先生の医療の原点、新規開業の舞台裏、オンライン診療のリアル、そしてMedibot導入の理由を伺いました。
想いを形に開業、「病院らしくない病院」づくり

―― 開業に至るまでの歩みを教えてください
叶谷先生:
2010年に産婦人科医になり、大学病院や関連病院で周産期医療に携わってきました。お産や妊婦さんの診療は本当にやりがいがあり、10年以上ずっと最前線で向き合ってきました。
ただ、キャリアが10年を過ぎた頃に、「この働き方をずっと続けていくのだろうか」と考えるようになったんです。周産期はとても大切な領域ですが、もっと身近な女性の悩みや日常の困りごとにも関わりたいという思いが、少しずつ大きくなっていきました。
そこで、開業をすることを決意しました。
―― 「病院らしくない病院」とはどのような構想なのでしょうか?
叶谷先生:
開業を考えたときに、まず思ったのは「病院らしくない病院をつくりたい」ということでした。キラキラした感じではなく、ほっとできて、居心地がよくて、でもどこか洗練されている。そういうバランスの良い空間にしたいと思ったんです。
自分自身が働きたいと思える場所であり、患者さんとしても通いたいと思える場所。特に女性が安心して来られるように、「ここなら行ってみたい」と感じてもらえる雰囲気づくりを大事にしました。
こうした思いから、病院らしくない病院というコンセプトが自然と生まれ、それがレディースクリニックなみなみの原点になりました。
レディースクリニックなみなみの診療モデル
叶谷先生:
目黒のなみなみは、以下の4領域を一体で診療しています。
- 妊婦健診・産科外来
- 出生前診断(NIPTを含む)
- 一般婦人科
- 女性泌尿器科
特に特徴的だと思っているのは、婦人科と泌尿器科の境界領域をまとめて診られることです。頻尿や尿漏れ、骨盤臓器脱などは、どちらの科に行けばいいのか分かりにくい症状なんですね。同じ場所でトータルに診療できたほうが、患者さんにとってもメリットが大きいと感じています。
「ここに相談すればいいんだ」と思ってもらえる場所として、地域に根づいていければと思っています。
新規開業で見えた課題と、Medibotを選んだ理由

―― 開業準備では、どんなところが大変でしたか?
叶谷先生:
本当に全部大変でした(笑)。タスクが多すぎて、整理しきれないまま次のタスクが来るんです。業者選び、内装、システム、運用設計……ほとんど自分たちで決めていったので、常に手探りでした。
特に難しかったのは、患者さんの導線とシステムの噛み合わせです。
- 受付
- 問診
- 診察
- オンライン診療
- カルテ連携
この5つを「誰が来ても迷わない流れ」にしたかったんです。でも、保険診療の運用は制約も多く、電子カルテの予約機能だけでは理想の導線を作りきれませんでした。
「予約 → 受付 → オンライン診療 → カルテ連携」の一本化は、どうしても外部システムの力が必要でした。
―― Medibotを選ばれた理由は何だったのでしょうか?
叶谷先生:
決め手はやっぱりLINEとの連携です。20〜30代の女性はほぼ全員LINEユーザーなので、
予約 → 通知 → オンライン診療がすべてLINEの中で続いていくのは、患者さんにとって本当にストレスが少ないんです。
いろいろなシステムを検討しましたが、ここまで生活導線に自然にフィットするサービスは他にありませんでした。
さらに、当時は「保険診療クリニック×Medibot」はほぼゼロイチ開発。こちらの細かい要望にも真摯に向き合ってくださって、時間はかかっても必ず形にしてくれる。一緒にクリニックの導線そのものを作っている、という感覚がありました。
開業準備の中で感じていたどこか噛み合わない感じが、ひとつずつ解消されていきました。
Medibot導入で起きた変化

叶谷先生:
レディースクリニックなみなみでは、診察券を作っていません。代わりに、予約が確定した時に発行されるQRコードが診察券代わりになります。患者さんは来院したらLINEからそのままQRを出していただくだけで、受付が読み取ればカルテに自動で反映される仕組みです。
具体的にはこんな流れです。
- HP等から公式LINEアカウントに登録
- LINEアカウントから予約
- 来院し、受付でLINEからQRコードを提示・読み取り
- カルテに自動反映
私自身も診察券をよく無くすタイプなので、患者さんにとってもすごくメリットが大きいと思っています。(笑)
Googleの口コミでも、「LINEで予約できて便利だった」「診察券がいらないのが助かった」「受付がとてもスムーズだった」といった声をいただいていて、実際に患者さんの体験向上につながっていると感じます。
開業初期から通ってくださる方ほど、『どんどん使いやすくなっていますね』と気づいてくださるんです。他院の先生からどこのシステムを使っているんですか?と聞かれたこともあります。
オンライン診療の価値と、保険診療ならではの現実
叶谷先生:
オンライン診療は更年期のような問診中心の診療や処方継続とは相性が良く、特につわりの患者さんにはとても助けになります。外に出られない方も多いので、ベッドに横になったまま受診でき、診察後に薬を郵送すれば遠方の妊婦さんにも対応できます。
現在は対面外来の合間にオンライン診療を挟むような運用をしておりますが、今後ニーズが増えてくれば、オンライン専用の外来枠を作りたいと考えています。
対面と混在させず、無理のない形で、オンライン診療と相性の良い診療を少しずつ広げていければと思っています。
「なみなみのコピーは作らない」──地域に合わせたクリニック展開

今後の展望を伺うと、先生はこう語ります。
「複数院展開の準備を進めていますが、コピーのように同じクリニックを増やすつもりはありません。目黒のなみなみには、この場所だから意味があるんです。別の地域には、その地域に必要な形があります」
なみなみの象徴的な取り組みの一つが、隣に併設したアイススタンドです。
「婦人科受診はネガティブな体験になりがちです。だから『婦人科に行ったらアイスが食べられる』というご褒美のような体験にしたかったんです。地域の方が気軽に立ち寄って、その奥にクリニックがあると知ってもらうきっかけにもなります」
今後展開するクリニックでも、地域とつながる仕掛けは必ず入れていく方針だと言います。
レディースクリニックなみなみ 院長/産婦人科専門医
叶谷 愛弓(かなたに あゆみ)
桐蔭学園高校、東京女子医科大学医学部を卒業後、産婦人科医として大学病院や関連病院に勤務。
周産期の最前線で10年以上経験するなかで、重症妊婦さんの診療に向き合うほど、「もっと身近な女性の悩みに寄り添える医療をつくりたい」という思いが強くなり、2024年に目黒でレディースクリニックなみなみを開院。
妊婦健診・出生前診断・婦人科・女性泌尿器科を一体で診療し、LINE予約やQRチェックインなど通いやすい環境を提供。病院特有の緊張感を減らし、気軽に相談できる場所を実現している。
こんな人にMedibotがおすすめ
レディースクリニックなみなみ様のように、保険診療でも患者さんの体験を大切にし、予約から来院、オンライン診療までの流れをひとつにまとめたいクリニックに向いています。LINEでの予約・案内・チェックインを一貫して扱えるため、診察券管理や受付の負担を減らし、スムーズな導線をつくれます。
オンライン診療でも丁寧な説明を続けたい方、つわりや更年期など来院がつらい患者さんの負担を減らしたい方に、とくに相性の良い設計です。
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