【クリニック開業】チャットボットとは？導入メリットとおすすめ比較｜LINEオンライン診療

開業したクリニックで最初に直面する課題は、「電話対応が止まらない」「受付が手一杯」という現実です。
予約の変更、診療時間や持ち物の質問、道案内など――診療以外の問い合わせが一日中鳴り止まない。
その負担を減らす方法として今、多くの医療機関が導入を進めているのがチャットボットです。

この記事では、チャットボットの基本的な仕組みから導入メリット、クリニックに合ったツールの選び方、そしてLINE対応でオンライン診療・決済まで完結できるLINE型ツールまで、具体的に解説します。

チャットボットとは？

― 人の代わりに「話して案内する」受付ツール

チャットボットとは、テキストやAIを使ってユーザーの質問に自動で回答するプログラムのことです。
近年では、コールセンターやECサイトだけでなく、医療現場でも受付業務の一部を担うデジタルスタッフとして導入が進んでいます。

たとえば、患者がWebサイトやLINEから
「初診の予約を取りたい」
「診療時間を知りたい」
「キャンセルしたい」
といった質問を入力すると、チャットボットが自動で回答し、予約や変更ページへ案内してくれます。

人間のスタッフがいなくても、24時間365日、一次対応を止めずに運用できるのが最大の特長です。

チャットボット導入で得られる4つのメリット

① 24時間365日、いつでも受付できる

チャットボットは常に稼働しています。
深夜や休日でも予約や問い合わせを受け付けられるため、「受付できない」ことがなくなります。
患者の利便性が高まり、自然と口コミやリピート率の向上につながります。

② スタッフの負担を軽減

定型業務（予約変更・アクセス案内・キャンセル対応など）をチャットが代行。
受付スタッフは本来の業務――診療補助や接遇――に集中できるようになります。
慢性的な人手不足にも効果的で、業務効率化と働きやすさの両立が可能です。

③ 応答品質の平準化

チャットボットはマニュアルどおりに正確に答えます。
説明のバラつきが減り、誤案内やクレームを防止。
「説明がわかりやすい」「スタッフ対応が丁寧」といった患者の評価にもつながります。

④ 再来率・キャンセル防止に効果（LINE型の場合）

LINE連携チャットボットなら、来院リマインドやキャンセル防止メッセージを自動配信できます。
再診や継続治療の促進につながり、診療単価・LTV（患者生涯価値）の向上も期待できます。

チャットボットの種類と比較

チャットボットには、目的と規模によって大きく3つのタイプがあります。

種類	主な特徴	メリット	デメリット	向いているクリニック
Web埋め込み型	HP上に設置し、FAQや予約ページ誘導を行う	低コスト・短期間で導入できる	Webサイト訪問者しか対応できない	一般内科や皮膚科など来院中心型
AI学習型	AIが質問内容を理解し、最適な回答を返す	精度が高く、多様な質問に対応	初期構築・運用コストが高い	大規模病院・法人
LINE連携型	LINEで自動応答・自動配信・予約管理が可能	利用率の高いLINEで再来促進が可能	LINE運用知識が多少必要	自由診療・美容・オンライン診療

「問い合わせ対応の自動化」だけを目的とするならWeb型でも十分ですが、
開業後の患者との関係づくりまで見据えるなら、LINE連携型チャットボットが最も実務に即しています。

チャットボット導入の費用相場

• Web型チャットボット：初期費用0〜10万円、月1〜5万円程度
• AI学習型チャットボット：初期費用40〜100万円、月5〜30万円
• LINE連携型チャットボット：初期費用60〜100万円、月4〜15万円

※費用はあくまで一般的な目安です。オプション機能等の有無により上下します。

機能・活用範囲	Web型	AI型	LINE型（例：Medibot）
FAQ・案内	◎ よくある質問に自動回答	◎ 複雑な質問にも対応	◎ 画像・動画・タグ出し分けにも対応
予約・変更	◎ 予約ページへ誘導	◎ 対話内で誘導	◎ LINE上で完結
問診	✕ 別システム	◯ 連携で可能	◎ LINEで事前問診を自動送信
オンライン診療	✕ 非対応	△ 連携で可能	◎ LINEでビデオ診療
決済	✕ 不可	◯ 連携で可能	◎ クレカ・サブスク対応
自動メッセージ配信	✕ なし	◯ 条件通知可	◎ ステップ・セグメント配信可
コスト感	低〜中価格帯	中〜高価格帯	中〜高価格帯

コストの違いは「どこまで自動化できるか」にあります。
Web型は受付業務の効率化が主目的ですが、LINE型は診療全体の自動化に踏み込めます。
結果として、予約率・再来率・決済率といった経営指標の改善に直結し、投資対効果が高い傾向があります。

なぜ今、LINE対応型チャットボットが選ばれているのか

日本国内のLINE利用者は9,500万人以上。
スマホ世代のほとんどが日常的に使うプラットフォームです。
そのため、アプリのダウンロードやログインなしで気軽に使える点が、クリニックとの相性が非常に良いのです。

患者がLINEで
「予約をしたい」「診療時間を知りたい」
と入力すれば、チャットが即時に回答。
さらに、予約完了後はLINEでリマインド通知や問診票リンクも自動送信できます。

これにより、

• 予約忘れやキャンセルが減る
• 問診が事前に完了し、来院時の混雑が緩和
• 再診や継続治療の促進が自動で進む

つまり、LINE対応＝診療導線そのものの自動化を意味します。

Medibot：LINE対応で受付の先まで自動化

ここで紹介したいのが、LINE連携型の医療特化チャットボット「Medibot」です。
多くのツールが受付効率化で止まる中、Medibotは「患者体験の全自動化」を実現します。

1. LINEで自動応答・自動配信

• FAQ応答、リッチメニュー切り替え、タグ分け配信など、LINE運用を全自動化。
• 新患・再診・継続患者に合わせてメッセージを出し分けることができます。

2. 予約からオンライン診療・決済まで完結

• 予約 → 問診 → オンライン診療 → 決済を一気通貫で実行。
• クレジットカード・銀行振込・後払い・サブスク課金にも対応。
• つまり、「LINE上で受付から会計まで完了する」という体験が可能。

3. 自費診療・自由診療との相性が抜群

美容・AGA・医療ダイエットなど、再来や継続治療が重要な領域では特に効果的。
再診リマインドやプラン更新の案内を自動で行い、広告費をかけずに継続率を高められます。

4. 経営改善にも直結

Medibot導入一例では平均77時間の工数削減、業務効率1.5倍の事例も報告されています。

受付業務を自動化するだけでなく、経営のボトルネックを仕組みで解消するのがMedibotの真価です。

どんなクリニックに向いている？

• 開業初期で人員体制を最適化したい
• オンライン診療・自由診療を展開している
• 広告費に頼らずリピート率を上げたい
• 予約や問診など、患者対応を効率化したい

これらの条件に1つでも当てはまるなら、Medibotは導入を検討する価値があります。

まとめ

チャットボットは、クリニックの受付業務を効率化し、スタッフと患者双方のストレスを減らす第二の受付スタッフです。
Web型やAI型も便利ですが、長期的に見ると、LINE対応型こそが「患者関係を育てるDXツール」として優れています。

そして、Medibotはその中でも「LINEで自動応答し、診療と決済まで完結できる唯一の選択肢」。
受付の自動化を超え、診療体験そのものを仕組み化する――それが、これからの医療経営のスタンダードになるはずです。

自費オンライン診療ならMedibotにお任せください！

私達が提供しているMedibotは、LINE上で予約から決済まで完結できる、自費診療クリニックのためのオンライン診療ツールです。

予約・問診・オンライン診療・決済までLINE上で完結するので、アプリダウンロードは不要。患者様の満足度も、集患の効率も最大化できます。

また、マーケティング（集客）機能も充実しており、患者様のニーズに合わせてパーソナライズされた配信を自動で送ることが可能です。

新規予約の増加に加え、離脱防止や再来院促進までを一気通貫でサポートいたします。

導入・集患に関するご相談や資料請求はすべて無料です。ぜひお気軽にお問い合わせください！