【2026年最新版】オンライン診療システムの比較8選|費用・LINE対応・自費診療向け機能を解説
オンライン診療システムの導入を検討していても、
「どのシステムを選べばいいのか分からない」
「費用に見合う効果があるのか不安」
と悩むクリニックは少なくありません。
特に自費診療では、予約・問診・診療・決済だけでなく、LINE連携や再診フォローなど、継続利用しやすい設計も重要です。この記事では、自費診療クリニック向けに主要なオンライン診療システム8ツールを比較し、費用・機能・サポート体制の違いを分かりやすく解説します。
まずは主要なオンライン診療システムの違いを一覧で比較してみましょう。
※サービス名クリックで詳細へ移動
| サービス名 | 自費診療対応 | 集患・継続機能 | 決済機能 | 運用費用 | サポート |
| CLINICS | ○ | △ | ○ | ○ | ◎ |
| curon | ○ | △ | ○ | ◎ | ○ |
| SOKUYAKU | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ |
| YaDoc | ○ | △ | ○ | ○ | ○ |
| ヘルステックONE byGMO | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ |
| ポケットドクター | ○ | △ | ○ | ○ | ○ |
| CARADA オンライン診療 | ○ | △ | ○ | ○ | ◎ |
| Medibot | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ |
※掲載情報・評価は2026年5月時点のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
・自費診療対応:◎(自費診療に特化) 〇(自費診療に対応)
・集患・継続機能:◎(集患に特化) 〇(集患につながる)△(集患は限定的)
・決済機能:◎(複数の決済機能・定期決済対応) 〇(クレジットカード決済機能)
・運用費用:◎(初期費用が無料、または低コスト)〇(一般的な料金水準、または要問い合わせ)
・サポート:◎(専任担当者による運用サポート) 〇(電話やメールでのサポート窓口)
1. オンライン診療システムの選び方:失敗しないための3つのポイント

オンライン診療システムの選び方で後悔しないために、以下の3つのポイントを事前にチェックしましょう。単なる機能比較にとどまらない、自院に最適なツールを見つけられます。
① 診療形態(保険・自費)への対応可否
オンライン診療システムを選ぶ上で、まず確認すべきは自院の診療形態に合っているかどうかです。保険診療と自費診療では、求められる機能や運用方法が大きく異なります。
保険診療を主とする場合
電子カルテとの連携機能や、既存の予約システムとの統合性を重視しましょう。予約から決済までをスムーズに完結できるかが重要になります。
自費診療を主とする場合
LINE連携や再診フォロー機能、定期決済への対応など、継続利用しやすい設計かを確認しましょう。特に美容医療やAGA、医療ダイエットなどでは、患者が途中で離脱しにくい導線設計が重要になります。
また、多くのオンライン診療システムは保険診療を前提に設計されているため、自費診療向け機能が十分に備わっているか事前確認が必要です。
② 費用対効果(コストパフォーマンス)
オンライン診療システムのコストは、月額費用だけでなく、初期費用やオプション費用を含めたトータルのコストで考える必要があります。安価なツールは最低限の機能しかないことが多く、後から必要な機能を追加すると結果的に高くなるケースもあります。初期費用が高くても、導入時の設定や初期構築を全て任せられるサービスは、クリニック側の手間や時間を大幅に削減でき、スムーズな運用開始に繋がります。
厚生労働省の調査によると、オンライン診療システム導入にかかる初期費用の目安は次の通りです。初期費用:平均値 約78万円 中央値 約27.5万円
出典:厚生労働省 「令和6年度調査結果(速報)概要」(令和7年5月22日)
③ 操作性・使いやすさ
オンライン診療システムは、医療スタッフだけでなく、患者側にとっても使いやすいことが重要です。操作が複雑だと、予約途中での離脱や運用負担の増加につながります。
スタッフにとって
既存システムとの連携が可能か、予約・問診・決済を一元管理できるかを確認しましょう。管理画面が分かりやすいか、導入時のサポートやマニュアルが充実しているかも重要なポイントです。
患者様にとって
予約や決済がスマートフォンで簡単に完結できるかを確認しましょう。特に、専用アプリのダウンロードや複雑な会員登録が必要な場合、途中離脱につながるケースもあります。また、LINE上で予約・診療・決済まで完結できるシステムは、患者側の負担を減らしやすく、継続利用にもつながりやすい傾向があります。
2. 主要オンライン診療システム8選

それでは、上記の選び方のポイントを踏まえ、代表的なオンライン診療システムを比較していきましょう。各ツールの特徴や料金、サポート体制を詳しく解説します。
1. CLINICS(クリニクス):株式会社メドレー

- 特徴:クラウド診療支援システム「CLINICS」は、オンライン診療と対面診療の両方を一元管理できる統合型プラットフォームです 。予約、事前問診、電子カルテ連携、ビデオチャットでの診察、キャッシュレス決済、薬・処方箋の配送までの一連の業務をワンストップで効率化できる点が最大の特徴です。保険診療から自費診療まで幅広く対応しており、3,000以上の医療機関が導入しています。高いセキュリティ基準(ISMS、ISMSクラウドセキュリティ認証)を満たしているため、安心して利用できます。
- 主な機能:予約管理、電子カルテ、ビデオ通話機能を使用したオンライン診療、オンライン決済、Web問診、電子処方箋対応など。患者様は専用アプリをダウンロードして利用します。
- 料金:要問い合わせ
- サポート体制:導入支援、運用サポート、患者向けのサポート窓口など
- 参考:CLINICS 公式サイト
2. curon(クロン):株式会社 MICIN

- 特徴:オンライン診療サービスのパイオニア的な存在であり、導入医療機関数は6000施設以上と多くの医療機関で導入実績があります。予約、問診、ビデオ通話での診察、決済、処方箋連携までオンライン診療と処方に必要な機能が揃っており、保険診療・自費診療の両方に対応しています。特に導入コストや月額費用が無料で医療機関の費用負担はシステム利用料のみとなっている点が特徴で、手軽にシステムを導入することができます。
- 主な機能:予約、ビデオ通話診察、問診票設定、オンライン決済、薬や処方箋の配送サポートなど。クラウド型電子カルテ「カルテZERO」などと連携可能。「curonお薬サポート」と連携することで、オンライン服薬指導や薬の配送手配も一連の流れで利用可能。
- 料金:初期費用・月額費用 0円(導入支援を希望する場合は別途導入支援料)、システム利用料 診療費の4%(クレジットカードの決済手数料含む事務手数料)、別途患者側に利用料330円が発生
- サポート体制:導入時の設定サポート(別料金)、電話・メールでの運用サポート
- 参考:curon 公式サイト
3. SOKUYAKU(ソクヤク):ジェイフロンティア株式会社

- 特徴:オンライン診療サービス「SOKUYAKU」は、病院・薬局・患者様を繋ぐオンライン診療プラットフォームです。アプリでオンライン診療から薬の処方・配送、服薬指導まで、患者様が自宅にいながら全て完結できるサービスを提供しています。保険診療・自費診療の両方に対応しており、最短当日中に薬の配達が可能です。初期費用・月額利用料 0円で、システム利用料と決済手数料のみで利用できます。
- 主な機能:予約管理、ビデオ通話、問診票、決済(コンビニ後払い可)、薬の配送サービス、かかりつけ登録機能、おくすり手帳機能など。患者様はアプリをダウンロードして利用します。
- 料金:初期費用・月額利用料 0円、システム利用料と決済手数料が診療ごとに発生。(別途患者側にサービス利用料負担あり)
- サポート体制:電話・メールでの運用サポート、患者サポート窓口
- 参考:ソクヤク 公式サイト
4. YaDoc(ヤードック):株式会社インテグリティ・ヘルスケア

- 特徴:YaDocは「かかりつけ医のためのオンライン診療システム」で、オンラインでの問診や診察に加えて、スマートフォンと連携して患者の健康データを継続的にモニタリングできる点が最大の特徴です。高血圧や糖尿病など慢性疾患の継続的な管理に特に有用で、患者を「かかりつけ医」につなげることを重視したシステム設計であり、地元の患者やリピート診療を大切にしたい医療機関に適しています。
- 主な機能:予約、問診、ビデオ通話、モニタリング機能、決済(クレジットカード・銀行振込・代金引換可)、メッセージ機能、主要12社との電子カルテ連携可能
- 料金:導入費用0円、月額利用料33,000円
- サポート体制:オンボーディング(導入)プログラム(運用フロー構築、初期設定支援、開始サポート)、質問・相談窓口、患者専用のサポート電話番号
- 参考:YaDoc 公式サイト
5.ヘルステックONE byGMO:GMOヘルステック

- 特徴:GMOが提供するオンライン診療システムで、予約・問診・診療・決済のシステムを一つに集約し、一元管理を可能にしています。初期費用、月額利用料、解約料が全て無料という、導入のハードルが低い点が大きな特徴です。AIアシスト機能により、カルテ作成や書類作成の時間を短縮し、業務効率化を支援します。また、同社のクリニック検索・予約サイト「GMOクリニック・マップ」、オンライン服薬指導に最適化した「薬局24」を連携することで、オンライン診療の利用のみならず、お薬配送や集患も可能になります。
- 主な機能:予約管理、Web問診、ビデオ通話、オンライン決済、呼び出し機能、AIアシスト、GMOクリニック・マップ連携による集患、薬局24連携による服薬指導・配送
- 料金:初期費用・月額利用料 0円、決済手数料2.0%(自費の場合3.0%)
- サポート体制:チャット、フォームからの問い合わせ
- 参考:ヘルステックONE byGMO
6. ポケットドクター:MRT株式会社

- 特徴:予約から診察、処方、決済までの一連の流れをアプリ上で完結でき、全国10,000件の提携実績を持つ、オンライン診療のパイオニアとして定評のあるシステムです。患者の日々のヘルスデータを診療しながら確認できるヘルスケア機器連携や、映像上に赤ペンや指さしマークが表示される遠隔指示機能など、対面診療に近い質の高い診察を可能にしている点が特徴です。
- 主な機能:予約、ビデオ通話、チャット、遠隔指示機能、ヘルスケア機器連携、オンライン決済、配送
- 料金:初期費用 要問い合わせ、月額利用料33,000円(トライアルプラン2か月無料)
- サポート体制:導入支援、運用サポート
- 参考:ポケットドクター 公式サイト
7. CARADA オンライン診療:株式会社カラダメディカ

- 特徴:相談回答件数29万件以上の医療・ヘルスケアQ&Aサイト「CARADA 健康相談」を運営する、株式会社カラダメディカが運営するオンライン診療システムです。専用アプリをダウンロードする必要がなく、診療忘れを防止する医療施設・患者双方へのアラート機能や、患者向けのマニュアル・チラシの用意もあります。電子カルテなど医療システムとの連携にも対応。
- 主な機能:予約機能、アラート機能、ビデオ通話、オンライン決済、薬・処方箋の配送。
- 料金:要問い合わせ
- サポート体制:患者用チラシ/マニュアルの用意、定期的な訪問・電話・メールでのサポート
- 参考:CARADA オンライン診療 公式サイト
8. Medibot(メディボット):株式会社ソラリウム

- 特徴:自費診療に特化したオンライン診療システムで、患者側は予約・問診・診療・決済を使い慣れたLINE上で完結でき専用アプリのダウンロードが不要です。クリニック運営の経験を基に開発されており、集患(マーケティング)、オンライン診療、リピート/クロスセル促進まで、クリニック経営の全プロセスを統合的に支援するオールインワンツールとして設計されている点が最大の特徴です。予約リマインド機能はもちろん、患者の属性や予約履歴に合わせたシナリオ配信機能、タグ機能による細かな患者のセグメント管理、流入経路分析、サブスク・後払いなどの多様な決済機能と、自費診療クリニックの経営を強力にサポートする機能が揃っています。
- 主な機能:予約、問診、診療、決済(後払い・サブスク等対応)、タグ/ラベル付与での患者管理、シナリオ配信機能、予約リマインド機能、BOT対応機能、一部電子カルテ連携可。
- 料金:要見積もり
- サポート体制:専任のマーケターによるマーケティング運用サポート・初期構築、ヘルプデスク、カスタマーサクセスによる活用方法提案、トラブルシューティングなど
- 参考:Medibot 公式サイト
3. 主要オンライン診療システム機能比較一覧表
※サービス名クリックで詳細へ移動
| サービス名 | 自費診療対応 | 集患・継続機能 | 決済機能 | 運用費用 | サポート |
| CLINICS | ○ | △ | ○ | ○ | ◎ |
| curon | ○ | △ | ○ | ◎ | ○ |
| SOKUYAKU | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ |
| YaDoc | ○ | △ | ○ | ○ | ○ |
| ヘルステックONE byGMO | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ |
| ポケットドクター | ○ | △ | ○ | ○ | ○ |
| CARADA オンライン診療 | ○ | △ | ○ | ○ | ◎ |
| Medibot | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ |
※掲載情報・評価は2026年5月時点のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
・自費診療対応:◎(自費診療に特化) 〇(自費診療に対応)
・集患・継続機能:◎(集患に特化) 〇(集患につながる)△(集患は限定的)
・決済機能:◎(複数の決済機能・定期決済対応) 〇(複数の決済機能)△(クレジットカード決済)
・運用費用:◎(初期費用が無料、または低コスト)〇(一般的な料金水準、または要問い合わせ)
・サポート:◎(専任担当者による運用サポート) 〇(電話やメールでのサポート窓口)
4. オンライン診療システムは「診療形態」に合わせて選ぶことが重要

オンライン診療システムは、単純な機能数ではなく、「自院の診療形態に合っているか」で選ぶことが重要です。保険診療と自費診療では、重視すべき機能や運用フローが大きく異なります。
保険診療を中心に運用したい場合
電子カルテ連携や、対面診療とのスムーズな併用を重視する場合は、CLINICSやYaDocのような保険診療向け機能が充実したシステムが向いています。既存オペレーションとの連携や、診療業務の効率化を重視したいクリニックに適しています。
低コストで導入したい場合
初期費用や月額固定費を抑えて始めたい場合は、curonやSOKUYAKUなど、初期費用無料で導入できるサービスが選択肢になります。まずはオンライン診療を試験的に導入したいクリニックにも向いています。
自費診療を中心に伸ばしたい場合
美容医療・AGA・医療ダイエットなどの自費診療では、LINE連携や再診フォロー機能、定期決済対応など、継続利用しやすい設計が重要になります。Medibotのような自費診療向けシステムは、予約・問診・診療・決済をLINE上で完結でき、再診率向上や運用負担軽減につなげやすい点が特徴です。
オンライン診療システムは、予約や診療だけでなく、日々の運用や患者継続にも関わる重要なツールです。費用だけで比較するのではなく、自院の診療スタイルに合ったシステムを選びましょう。
出典
出典:厚生労働省 「令和6年度調査結果(速報)概要」(令和7年5月22日)
よくある質問(FAQ)
オンライン診療システムとは何ですか?
オンライン診療システムとは、オンライン診療を中心に、予約・問診・決済などを一体化した医療機関向けのツールです。
オンライン診療システムの選び方は?
診療形態、費用対効果、操作性、サポート体制、集患機能の5つを基準に選ぶことが重要です。
オンライン診療システムの初期費用はいくらですか?
オンライン診療システムの初期費用は、平均約78万円、中央値は約27.5万円です。
自費診療におすすめのオンライン診療システムは?
集患やリピート対策に強い機能を持つシステムが適しており、Medibotがおすすめです。
前提として、オンライン診療システムは、自院の診療形態や目的に応じて選ぶことが重要です。
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